バクシンホープ（2003年生、母オーファンホープ）

バクシンホープ（2003年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父名の一部＋母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時14歳）と交配したオーファンホープが16歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）マツケン農場。戦績は、中央平地9戦0勝2着2回、地方10戦0勝。

経歴

デビュー前

当歳のとき、マツケン農場から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」と「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

作田誠二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

9月24日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は542kg。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

10月9日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

10月22日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、2歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

10月29日、連闘で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤岡佑介騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい10着に敗れた。

3歳（2006年）

3月19日、約4か月半の休み明けで迎えた5戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

4月16日、中3週で迎えた6戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/重）に出走。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた7戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、ダンディーサウンドに半馬身交わされて2着に敗北した。

5月21日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったハートランカスターに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

10月22日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

12月5日、中5週で馬体重を前走からさらに23kg増やして迎えた10戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月12日、連闘で迎えた11戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月31日、中2週で迎えた12戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2007年）

1月16日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月24日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた14戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月13日、中2週で迎えた15戦目は、久住山カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた16戦目は、田中良明騎手を鞍上に迎えて、龍ケ岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月18日、中5週で迎えた17戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中良明騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた18戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。