リビングストン（2022年生、母ニシノヒナギク）

リビングストン（2022年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「鮮やかな大輪が咲く花リビングストンデージーより。母、兄名より連想」。毛色は青鹿毛。種牡馬のエピファネイア（当時12歳）と交配したニシノヒナギクが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は谷川牧場。

経歴

デビュー前

吉岡辰弥厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

8月11日、デビュー戦は団野大成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は530kg。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

9月1日、中2週で迎えた2戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝2000m 小雨/重）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、抜け出したラッキーベイを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

11月3日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西村淳也騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

11月23日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村淳也騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立ち、ユッタリとしたペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて5着に敗れた。

3歳（2025年）

6月21日、約7か月の休養明けで迎えた5戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったフララナキラにねじ伏せられてアタマ差の2着に甘んじた。

7月12日、中2週で迎えた6戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で猛進したが、勝ったノーランサンライズにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

7月27日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2200m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

8月16日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったテレプシコーラに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月30日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松山弘平騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したリーティアコナルを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

2025年9月3日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

11月27日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、細江純子☆来場記念5th（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。