グッバイガール（2016年生、母ニシノマザーアース）

グッバイガール（2016年4月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「さよなら＋少女」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のカネヒキリ（当時14歳）と交配したニシノマザーアースが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）谷川牧場。主な勝ち鞍は2019年の3歳以上1勝クラス(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、谷川牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、社台ファームによって712.8万円で落札された。

杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

10月8日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1300m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着に入った。

10月20日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

12月28日、中9週で迎えた3戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、4着に終わった。

3歳（2019年）

1月20日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のマイネルイヴィンスに2馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

2月11日、中2週で迎えた5戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて14着に終わった。

6月9日、約4か月の休み明けで迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、3着に入った。

7月20日、中5週で迎えた7戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（函館ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のショウナンマシェリに3馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

8月4日、中1週で迎えた8戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上2勝クラスのポプラ特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、サラーブに半馬身交わされて2着に敗北した。

9月29日、中7週で迎えた9戦目は、3歳以上2勝クラスの鋸山特別（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、伸びてきたフクサンローズ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

10月27日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上2勝クラスの西湖特別（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、伸びてきたペプチドバンブー決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。