タクスティータ（1994年生、母マイビユーテイ）

Taxutita

1994.04.19

タクスティータ（1994年4月19日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクリスタルグリツターズ（当時14歳）と交配したマイビユーテイが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）荻伏牧場。戦績は、中央平地10戦1勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1996年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

清水美波厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1996年）

12月1日、デビュー戦は大塚栄三郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立ち、些か速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のツキアカリに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月21日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定2歳G3のフェアリーステークス（中山芝1200m 外回り 晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦1勝）。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ハイペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。

3歳（1997年）

1月7日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳500万下（中山ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦1勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

2月23日、中6週で迎えた4戦目は、4歳500万下のきんせんか賞（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手（3戦1勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

3月22日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳500万下（中山芝1200m 外回り 小雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で大塚栄三郎騎手（4戦1勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

11月22日、約8か月の休み明けで迎えた6戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての8番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい15着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた7戦目は、篠原茂騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた8戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、マルチスピリット特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。11着に敗れた。

4歳（1998年）

8月1日、約7か月半の休養明けで迎えた9戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず10着に終わった。

8月29日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1000m 小雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で江田勇亮騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

10月4日、中4週で迎えた11戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の小野川湖特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず13着に終わった。