シュルードバイオ（1999年生、母シーキャン）

シュルードバイオ（1999年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「鋭敏＋冠名」。毛色は芦毛。種牡馬のメジロマックイーン（当時12歳）と交配したシーキャンが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、地方23戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の一般C5。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

領家政蔵厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

5月3日、デビュー戦は服部剛史騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は552kg。15頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に終わった。

5月12日、連闘で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で服部剛史騎手（1戦0勝）。17頭立ての17番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず11着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で服部剛史騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

6月9日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で服部剛史騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で服部剛史騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では余力が残っておらず6着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で服部剛史騎手（5戦0勝）。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に敗れた。

10月19日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

12月7日、中6週で迎えた8戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、一般C5（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた9戦目は、小野三夫騎手を鞍上に迎えて、一般C5（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったパープルシャドウから5馬身差の2着となった。

4歳（2003年）

1月5日、連闘で迎えた10戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小野三夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、雷神賞（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木正騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月21日、中4週で迎えた12戦目は、雷神賞（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月13日、中2週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた13戦目は、松本大寿郎騎手を鞍上に迎えて、一般C5（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月2日、中6週で迎えた14戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は小野三夫騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月9日、中4週で迎えた15戦目は、一般C5ロ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は松本大寿郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月30日、中2週で迎えた16戦目は、一般C5イ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松本大寿郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着を確保した。

7月11日、中1週で迎えた17戦目は、一般C5（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松本大寿郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のミチノクジャミセンに3/4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月13日、中4週で迎えた18戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松本大寿郎騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた19戦目は、一般C5（宇都宮ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で松本大寿郎騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月12日、中1週で迎えた20戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松本大寿郎騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。12着に敗れた。

10月5日、中2週で迎えた21戦目は、一般C5（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松本大寿郎騎手（7戦1勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月9日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた22戦目は、山田博美騎手を鞍上に迎えて、一般C5ロ（宇都宮ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月8日、中3週で迎えた23戦目は、一般C5ハ（宇都宮ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は松本大寿郎騎手（8戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた24戦目は、一般C5イ（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松本大寿郎騎手（9戦1勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンボリアルプスから5馬身差の2着となった。

5歳（2004年）

1月11日、中1週で迎えた25戦目は、一般C5（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本大寿郎騎手（10戦1勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた26戦目は、一般C5ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本大寿郎騎手（11戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月8日、中1週で迎えた27戦目は、一般C5ロ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で松本大寿郎騎手（12戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月6日、中7週で迎えた28戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、一般C5（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月25日、中2週で迎えた29戦目は、一般C4ロ C5イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松本大寿郎騎手（13戦1勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。

6月25日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた30戦目は、一般C5ハ（宇都宮ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松本大寿郎騎手（14戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。