ソフトワルツ（2001年生、母シェナンドアワルツ）

ソフトワルツ（2001年5月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「柔らかい＋母名の一部（柔らかく軽快に）」。毛色は鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時9歳）と交配したシェナンドアワルツが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は久井牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方10戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年のフューチャー。

経歴

デビュー前

1歳のとき、久井牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場され、岩手県馬主会によって1,071万円で落札された。

鈴木七郎厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2003年）

6月7日、デビュー戦は村上忍騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は459kg。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のウエストジーニアスに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

7月26日、中6週で迎えた2戦目は、2歳オープンのマリーゴールド賞（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

10月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞の白菊賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた4戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、2歳（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月24日、中3週で迎えた5戦目は、2歳（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったツルマルキングから3/4馬身差の2着となった。

12月8日、中1週で迎えた6戦目は、2歳A2（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のビッグクエストをクビ差制して2勝目を手にした。

12月23日、中1週で迎えた7戦目は、2歳A1（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（4戦2勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

3歳（2004年）

4月4日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、牝馬限定3歳戦の菜の花賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月2日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の日高賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（6戦2勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

5月23日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、3歳戦のはまなす賞（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（7戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月6日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた11戦目は、3歳地方重賞の岩鷲賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村松学騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。