ニホンピロデスラー（2002年生、母ニホンピロステージ）

ニホンピロデスラー（2002年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋『宇宙戦艦ヤマト』の登場人物名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダンツシアトル（当時12歳）と交配したニホンピロステージが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は熊本県、生産者は吉村功。戦績は、中央平地9戦1勝2着1回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2005年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

大橋勇樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

12月12日、デビュー戦は渡辺薫彦騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先手を取り、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

12月26日、中1週で迎えた2戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に敗れた。

3歳（2005年）

1月16日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、アイアムリーサムに交わされて3馬身差の2着となった。

1月30日、中1週で迎えた4戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のネバーエンディングに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月1日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた5戦目は、鈴蘭特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい最後はドリームアプローチと並んで7着同着となった。

9月18日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

10月30日、中5週で迎えた7戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた8戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の小野川湖特別（福島ダート1150m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚にキレが無く16着に終わった。

4歳（2006年）

3月12日、約4か月の休み明けで迎えた9戦目は、船曳文士騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって13着に終わった。