ゲンジ（2022年生、母サクレディーヴァ）

Genji

2022.04.06

ゲンジ（2022年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「源氏」。毛色は鹿毛。種牡馬のオルフェーヴル（当時14歳）と交配したサクレディーヴァが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道苫小牧市、生産者はアスラン。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、アスランから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、高橋文男によって2,530万円で落札された。

尾形和幸厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

12月1日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は412kg。18頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

3歳（2025年）

1月26日、中7週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、小林美駒騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして抜け出し、最後は2着のウインリベラシオンに3馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3月22日、中7週で迎えた3戦目は、3歳1勝クラス（中山芝1600m 外回り 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林美駒騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

4月6日、中1週で迎えた4戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったジョイフルニュースに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

6月15日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの八雲特別（函館芝1800m 曇/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

7月5日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラスの伊達特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は石川裕紀人騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったタッチアンドムーブに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

9月13日、中9週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は小林美駒騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったミクニインスパイアにねじ伏せられて半馬身差の2着に敗北した。

9月27日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝2200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林美駒騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

11月8日、中5週で迎えた9戦目は、河原田菜々騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。