パステルフォンテン（2001年生、母アクロスフォンテン）

パステルフォンテン（2001年6月9日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマチカネアレグロ（当時10歳）と交配したアクロスフォンテンが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は寺井文秀。戦績は、地方40戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2005年の初茜特別(一般C2二)。

経歴

デビュー前

熊坂光広厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2003年）

11月10日、デビュー戦は石井勝男騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 小雨/重）に出走。馬体重は444kg。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

12月8日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

3歳（2004年）

1月15日、中4週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石井勝男騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、フジブルーハートに交わされて2馬身差の2着となった。

2月9日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石井勝男騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

3月24日、中5週で迎えた5戦目は、江川伸幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1400m 内回り曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

4月15日、中2週で迎えた6戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のスミノマジックをクビ差振り切って初白星を挙げた。

5月7日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

7月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は江川伸幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

8月27日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江川伸幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

9月21日、中3週で迎えた10戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したジョリズレジュルタに半馬身届かず2着となった。

10月8日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のユウコーサマーランをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

10月26日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の金木犀特別（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。13頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

11月18日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳戦の紅葉特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

12月17日、中3週で迎えた14戦目は、牝馬限定3歳戦の葉牡丹特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、アタックヴェーラに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

4歳（2005年）

1月2日、中1週で迎えた15戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、初茜特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のセイワカシオペアを3/4馬身振り切って3勝目を奪取した。

2月11日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、一般C1三四（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1三アイ（船橋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

3月15日、中2週で迎えた18戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、一般C1三アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

5月5日、中6週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた19戦目は、一般C1三（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

6月2日、中3週で迎えた20戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、一般C1二イ（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

8月23日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から22kg減らして迎えた21戦目は、一般C1四（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

9月21日、中3週で馬体重を前走から21kg戻して迎えた22戦目は、一般C1三（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

10月24日、中4週で迎えた23戦目は、一般C1五（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

11月21日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、一般C1五ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた25戦目は、一般C1五（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤隆騎手（6戦0勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

12月20日、連闘で迎えた26戦目は、一般C1六七（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤隆騎手（7戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

5歳（2006年）

1月1日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、一般C2二三（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤隆騎手（8戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

1月11日、中0週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた28戦目は、一般C2二ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤隆騎手（9戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

2月14日、中4週で迎えた29戦目は、一般C2二アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐藤隆騎手（10戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

4月3日、中6週で迎えた30戦目は、一般C2二アイ（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた31戦目は、一般C2二（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

5月1日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2三アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、ベルモントジャコビに交わされて1馬身半差の2着となった。

5月29日、中3週で迎えた33戦目は、一般C2三（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤祐樹騎手（7戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず最後はメイプルアップルと並んで5着同着となった。

6月15日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2二アイ（船橋ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤祐樹騎手（8戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

6月25日、中0週で迎えた35戦目は、一般C2四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤祐樹騎手（9戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた36戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（大井ダート1400m 雨/良）に出走。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2二アイ（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は的場文男騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

9月20日、中7週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた38戦目は、一般C2二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（3戦1勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、5着を確保した。

10月10日、中2週で迎えた39戦目は、一般C2二三（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマリコノコを半馬身差し切って久々に白星を挙げた。

10月24日、中1週で迎えた40戦目は、上冬特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（10戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。