ウオーターポロ（1984年生、母テンプルバンブー）

Water Polo

1984.05.03

ウオーターポロ（1984年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のサンシー（当時15歳）と交配したテンプルバンブーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）富菜牧場。戦績は、中央平地8戦2勝。主な勝ち鞍は1988年の春日山特別(400万下)。

経歴

デビュー前

山岡浩久厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1987年）

7月5日、デビュー戦は大崎昭一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/稍重）に出走。馬体重は482kg。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

7月25日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大崎昭一騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスカイダイバーに5馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

4歳（1988年）

7月16日、約11か月の休み明けで迎えた4戦目は、4歳以上400万下（福島芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大崎昭一騎手（3戦1勝）。15頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上400万下（福島芝1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で大崎昭一騎手（4戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上400万下の春日山特別（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大崎昭一騎手（5戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のアカネテマリをハナ差振り切ってファンの高評価に応えた。

5歳（1989年）

6月25日、約10か月半の休養明けで迎えた7戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（新潟芝1600m 外回り 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて6着に終わった。

7月23日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上400万下（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は大崎昭一騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて6着に敗れた。