ヘイセイワンダー（1995年生、母ヘイセイマツカゼ）

ヘイセイワンダー（1995年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリードワンダー（当時17歳）と交配したヘイセイマツカゼが8歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は川端正博。戦績は、中央平地10戦2勝、地方12戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1998年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

田島良保厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

6月13日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 小雨/良）に出走。馬体重は414kg。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

6月28日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた3戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のアピールシチーをハナ差振り切って初白星を挙げた。

8月8日、中3週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下の戎橋特別（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦1勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい5着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河内洋騎手（2戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

9月6日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で河内洋騎手（3戦1勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のサハリンリッチをクビ差振り切って2勝目を手に入れた。

9月19日、中1週で迎えた7戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の芦屋川特別（阪神芝1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた8戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の清滝特別（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り7着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上900万下の藤森特別（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

4歳（1999年）

8月1日、約9か月半の休み明けで迎えた10戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の日向特別（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

8月24日、中2週で迎えた11戦目は、鈴蘭特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で白浜雄造騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

11月11日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から22kg増やして迎えた12戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、中山峠特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた13戦目は、星野純一騎手を鞍上に迎えて、義経特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた14戦目は、JA帯広川西特別（門別ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月22日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、鵡川ししゃも特別（門別ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（2000年）

1月3日、中1週で迎えた16戦目は、門別短距離特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で渋谷裕喜騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月20日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、プラッツ特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渋谷裕喜騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月3日、中1週で迎えた18戦目は、北海道えぞまつ記念（札幌(地)ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で渋谷裕喜騎手（5戦0勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。11着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた19戦目は、北海道競馬記者クラブ特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で渋谷裕喜騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月24日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、ミズバショウ特別（宇都宮ダート1500m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったローズガリバーから1馬身半差の2着に敗北した。

7月16日、中2週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた21戦目は、カンナ特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月6日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、スターファンタジー特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。