モーストランナー（1984年生、母オンワードプリマ）

モーストランナー（1984年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のノーザンディクテイター（当時10歳）と交配したオンワードプリマが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は野村正信。戦績は、中央平地7戦1勝、中央障害2戦0勝。主な勝ち鞍は1987年の4歳新馬。

経歴

デビュー前

稲葉隆一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1987年）

2月8日、デビュー戦は関口睦介騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月21日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳新馬（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関口睦介騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして、最後は2着のキリダービーを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

7月26日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた3戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（新潟芝2000m 外回り晴/重）に出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月8日、中1週で迎えた4戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（新潟芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上400万下（新潟芝2200m 外回り曇/不良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

10月3日、中5週で迎えた6戦目は、4歳以上400万下の松川浦特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は関口睦介騎手（2戦1勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

11月15日、中5週で迎えた7戦目は、4歳以上400万下（福島芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関口睦介騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

4歳（1988年）

2月20日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、大宮竜一騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に56kgの軽斤量で出走。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月19日、中3週で迎えた9戦目は、三浦堅治騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。