ローランハビーバ（1999年生、母センゴクアンバー）

ローランハビーバ（1999年4月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時12歳）と交配したセンゴクアンバーが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）宮内牧場。戦績は、中央平地3戦2勝、地方3戦1勝。主な勝ち鞍は2002年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

2歳のとき、宮内牧場から「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、杵臼牧場によって903万円で落札された。

久保田敏夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2001年）

9月2日、デビュー戦は加藤和宏騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のサンショーオーに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2002年）

11月3日、約14か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、4着を確保した。

12月21日、中6週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた3戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝1200m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のヒシヴァスティをハナ差振り切って制した。

5歳（2004年）

4月3日、約15か月半の休み明けで迎えた4戦目は、西内忍騎手を鞍上に迎えて、一般A B（高知ダート1600m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサーパススピリットに2馬身半の差をつけて久方ぶりの実戦を制した。

7月27日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から43kg増やして迎えた5戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C1三アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に敗れた。

9月10日、中5週で馬体重を前走から25kg絞って迎えた6戦目は、一般C1三（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい8着に敗れた。