ファミリーパーク（2012年生、母ウィンドサイレンス）

ファミリーパーク（2012年1月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「家族の公園、遊園地」。毛色は鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時12歳）と交配したウィンドサイレンスが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方6戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2015年の3歳C1一。

経歴

デビュー前

田島俊明厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

12月28日、デビュー戦は伊藤工真騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

3歳（2015年）

1月18日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で伊藤工真騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

3月4日、中5週で迎えた3戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のアクアマリンフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

6月15日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた4戦目は、千田洋騎手を鞍上に迎えて、3歳C1一（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るトーホウボルトを上がり2位タイの末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

6月29日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のウニとアワビのいちご煮賞（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で千田洋騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、オーダシティーに交わされて6馬身差の2着に敗北した。

9月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

10月12日、連闘で迎えた8戦目は、決戦の朝賞（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のマイネルラヴィーンに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。