ボールドリーチ（2018年生、母エヴァソーマッチ）

ボールドリーチ（2018年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のリーチザクラウン（当時12歳）と交配したエヴァソーマッチが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は米田和子。主な勝ち鞍は2022年のKEN小松、漢の単勝、花嫁一点買い記念(一般C2九)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、米田和子から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、若林順一から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、によって円で落札された。

中野栄治厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

12月26日、デビュー戦は黛弘人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい16着に終わった。

3歳（2021年）

3月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

4月11日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で古川奈穂騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

7月31日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から6kg戻して迎えた4戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって10着に終わった。

9月8日、中5週で迎えた5戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のヒヤデス特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

10月13日、中4週で迎えた6戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C21（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

10月20日、連闘で迎えた7戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた8戦目は、一般C23（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で友森翔太郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた9戦目は、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で友森翔太郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた10戦目は、わたちゃん誕生日記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で友森翔太郎騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

4歳（2022年）

3月13日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、KEN小松、漢の単勝、花嫁一点買い記念（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラニカイブルーに9馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月27日、中1週で迎えた12戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、ちひろ・さおり結婚記念杯（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって7着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2五（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木太一騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい5着に敗れた。