マサノゴールデン（2017年生、母モエレゴールド）

マサノゴールデン（2017年4月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋金のように価値がある。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のエスケンデレヤ（当時10歳）と交配したモエレゴールドが17歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は有限会社大作ステーブル。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中村時子から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

木村哲也厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

12月14日、デビュー戦は武藤雅騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい9着に終わった。

3歳（2020年）

2月1日、中6週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/稍重）に出走。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

4月26日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた3戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

7月12日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から18kg戻して迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 小雨/重）に出走。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

2020年7月17日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

8月21日、中5週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた5戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー32（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。競走中止となった。

2021年3月10日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。