サンエイカヨコ（1992年生、母ユーワテスコ）

Sanei Kayoko

1992.04.16

サンエイカヨコ（1992年4月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクリスタルグリツターズ（当時12歳）と交配したユーワテスコが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は松木 加代。戦績は、中央平地13戦1勝。主な勝ち鞍は1994年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

佐藤勝美厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1994年）

6月11日、デビュー戦は小原義之騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（札幌芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は424kg。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり7着に終わった。

6月18日、連闘で迎えた2戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（札幌芝1000m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。

8月6日、中6週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（札幌芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に終わった。

8月13日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で郷原洋司騎手（3戦0勝）。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のバッケンレコードを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

9月11日、中1週で迎えた6戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのコスモス賞（函館ダート1000m 雨/重）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた7戦目は、2歳G3の函館3歳ステークス（函館ダート1000m 曇/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいいところがなく11着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた8戦目は、牧之瀬幸夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下のサフラン賞（東京芝1400m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた9戦目は、3歳500万下のプラタナス賞（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で牧之瀬幸夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

11月27日、中4週で迎えた10戦目は、3歳500万下の赤松賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（4戦1勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

3歳（1995年）

2月26日、約3か月の休養明けで迎えた11戦目は、岩戸孝樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定4歳500万下の桃花賞（中山芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた12戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩戸孝樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

4月8日、中3週で迎えた13戦目は、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。