キタサンヒメ（1997年生、母キタサンクイン）

Kitasan Hime

1997.03.21

キタサンヒメ（1997年3月21日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のカコイーシーズ（当時11歳）と交配したキタサンクインが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）カタオカステーブル。戦績は、地方16戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年の3歳。

経歴

デビュー前

高橋三郎厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1999年）

10月8日、デビュー戦は宗形竹見騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は474kg。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて、最後は2着のホクトアグリに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月26日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宗形竹見騎手（1戦1勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

3歳（2000年）

5月18日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に敗れた。

6月20日、中4週で迎えた4戦目は、松浦裕之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳ハンデ戦の乙女ゆり特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松浦裕之騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったイナリスーパーを半馬身捉え切れず2着となった。

8月13日、中4週で迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスイートデヴィアスに6馬身の差をつけて2勝目を収める

9月8日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた7戦目は、一般C1十（大井ダート1500m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた8戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C1九十（大井ダート1500m 内回り 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のプリンスルドルフに1馬身半の差をつけて制した。

10月18日、中2週で迎えた9戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の2000川崎フラワー賞10（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。

11月14日、中3週で迎えた10戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳ハンデ地方重賞のリリーカップ（川崎ダート1600m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた11戦目は、八幡山特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

12月29日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、ステンドグラス特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、5着を確保した。

4歳（2001年）

1月15日、中1週で迎えた13戦目は、小正月特別（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は宗形竹見騎手（2戦1勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

2月15日、中3週で迎えた14戦目は、鴬特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宗形竹見騎手（3戦1勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1三（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で宗形竹見騎手（4戦1勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

3月30日、中3週で迎えた16戦目は、一般C1四（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で宗形竹見騎手（5戦1勝）。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。