ダオラダオラ（2020年生、母シェーネフラウ）

Daoradaora

2020.03.10

ダオラダオラ（2020年3月10日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「強風で竹等がしなって揺れている様子(津軽弁)」。毛色は鹿毛。種牡馬のドレフォン（当時7歳）と交配したシェーネフラウが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はタイヘイ牧場。主な勝ち鞍は2024年の一般C11。

経歴

デビュー前

1歳のとき、タイヘイ牧場から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場され、サラブレッドクラブライオンによって1,045万円で落札された。

石毛善彦厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

12月25日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は508kg。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず16着に終わった。

3歳（2023年）

1月15日、中2週で迎えた2戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

2月12日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸田恭介騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったゴンドワナに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

3月19日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で丸田恭介騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

4歳（2024年）

2月1日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C11（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るユーメイドマイデイを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月16日、中1週で迎えた7戦目は、三河湖特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

3月1日、中1週で迎えた8戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、一般C4（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタマモサウルスに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

3月22日、中2週で迎えた9戦目は、東風特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

4月12日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた10戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、一般B8（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のレアリーゼに2馬身半の差をつけて3勝目を手中に収めた。

10月5日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた11戦目は、川端海翼騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川端海翼騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は垂れてしまい9着に終わった。

11月9日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、高杉吏麒騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島ダート2400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。