パッシングマーク（1989年生、母ジユニアシエン）

パッシングマーク（1989年5月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラシンゲキ（当時12歳）と交配したジユニアシエンが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は平山牧場。戦績は、地方11戦9勝2着1回。主な勝ち鞍は1992年のサラブレッドチャレンジカップ。

経歴

デビュー前

河内義昭厩舎（新潟）へ入厩。

2歳（1991年）

10月24日、デビュー戦は根岸良昌騎手を鞍上に据えて、3歳（新潟(地)ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のビュウティマドネスに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月5日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（新潟(地)ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で根岸良昌騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のクインサンライトに3馬身の差をつけて2勝目をマークした。

3歳（1992年）

5月5日、約6か月の休養明けで迎えた3戦目は、4歳B1（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で根岸良昌騎手（2戦2勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったワッスルクレーンからクビ差の2着に惜敗した。

5月24日、中2週で迎えた4戦目は、4歳B（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で根岸良昌騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のプリンスオーカンに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月8日、中1週で迎えた5戦目は、4歳A2（新潟(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で根岸良昌騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のワッスルクレーンに約14馬身の大差をつけて4勝目を手にした。

6月21日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の夏至特別（新潟(地)ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で根岸良昌騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のスノードンに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月16日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の奥只見特別（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で根岸良昌騎手（6戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のスノードンに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月17日、中4週で迎えた8戦目は、越後七浦特別（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で根岸良昌騎手（7戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のレイクアグネスに5馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

9月15日、中3週で迎えた9戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で根岸良昌騎手（8戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のタマサザンクロスに1馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

10月11日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた10戦目は、3歳戦のサラブレッドチャレンジカップ（金沢ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で根岸良昌騎手（9戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のオヤベエースをハナ差制して圧巻の7連勝を決めた。

11月3日、中2週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた11戦目は、新潟グランプリ（新潟(地)ダート2280m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で根岸良昌騎手（10戦9勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。