アーケロンバイオ（2014年生、母ヒカルトキメキ）

アーケロンバイオ（2014年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「史上最大のウミガメ＋冠名」。毛色は芦毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時11歳）と交配したヒカルトキメキが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）中館牧場。戦績は、中央平地6戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2017年の3歳500万下。

経歴

デビュー前

西浦勝一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

10月22日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、伸びてきたパッポーネ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

11月12日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

3歳（2017年）

3月4日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、自慢の末脚を爆発させて、最後は2着のネオヴェルモットに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

3月26日、中2週で迎えた4戦目は、3歳500万下（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井瑠星騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るゲンパチケンシンを目の覚めるような末脚で3/4馬身差し切って勝利をモノにする

4月22日、中3週で迎えた5戦目は、3歳オープンの橘ステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井瑠星騎手（2戦2勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた6戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの葵ステークス（京都芝1200m 曇/不良）に出走。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、5着に終わった。