タイヨウノーパス（1995年生、母プレトリア）

タイヨウノーパス（1995年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のノーパスノーセール（当時13歳）と交配したプレトリアが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は一山育成牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方18戦8勝2着1回。1997年の若駒賞(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

斉藤志孝厩舎（上山）へ入厩。

2歳（1997年）

4月27日、デビュー戦は馬渕繁治騎手を鞍上に据えて、3歳A2（上山ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は527kg。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のトモノマリーナに約14馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

6月10日、中5週で迎えた2戦目は、A1（上山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のジャンボリーチグサをクビ差制して制した。

6月24日、中1週で迎えた3戦目は、3歳A1（上山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で馬渕繁治騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のマルハチラグビーに5馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

7月12日、中2週で迎えた4戦目は、2歳オープンのラベンダー賞（函館芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で馬渕繁治騎手（3戦3勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

8月5日、中2週で迎えた5戦目は、3歳A1（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で馬渕繁治騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のトモノマリーナに6馬身の差をつけて勝利をモノにする

10月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳A1（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で馬渕繁治騎手（5戦4勝）。5頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサファリコウテイに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月4日、中1週で迎えた7戦目は、3歳A1（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で馬渕繁治騎手（6戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカネサイジョオーをクビ差制して6勝目を掴み取った。

11月16日、中1週で迎えた8戦目は、2歳地方重賞の若駒賞（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で馬渕繁治騎手（7戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のファンクラップに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3歳（1998年）

2月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのヒヤシンスステークス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって9着に終わった。

3月14日、中4週で迎えた10戦目は、3歳オープンの菜の花ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は減速してしまい10着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた11戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳G3のクリスタルカップ（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に終わった。

4歳（1999年）

4月18日、約12か月半の休養明けで迎えた12戦目は、水戸賢二騎手を鞍上に迎えて、一般B1ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のグランドウェザーに5馬身の差をつけて休養明け初戦をモノにした。

5月5日、中1週で迎えた13戦目は、一般B1ロ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で水戸賢二騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったアフリエンペラーからクビ差の2着に甘んじた。

6月1日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた14戦目は、一般B1ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水戸賢二騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月14日、中1週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた15戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で水戸賢二騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。11着に敗れた。

7月12日、中3週で迎えた16戦目は、一般B1イ（上山ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は馬渕繁治騎手（8戦7勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月2日、約4か月の休養明けで迎えた17戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（9戦7勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた18戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で馬渕繁治騎手（10戦7勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた19戦目は、一般B1ロ（上山ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で馬渕繁治騎手（11戦7勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた20戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で馬渕繁治騎手（12戦7勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（2000年）

1月17日、中4週で迎えた21戦目は、米山哲郎騎手を鞍上に迎えて、一般B6（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた22戦目は、菅原雅文騎手を鞍上に迎えて、はまゆり賞（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。