エムオールビー（2016年生、母ペンタルビー）

エムオールビー（2016年4月8日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名+母名の一部」。毛色は青鹿毛。種牡馬のエムオーウイナー（当時15歳）と交配したペンタルビーが22歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はマルゼン橋本牧場。戦績は、地方8戦2勝。主な勝ち鞍は2018年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2018年）

7月5日、デビュー戦は落合玄太騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は402kg。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

7月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパイロチャンに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月31日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で落合玄太騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

8月9日、連闘で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 雨/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で落合玄太騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で落合玄太騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアイアスに1馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

10月16日、中7週で迎えた6戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい7着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた8戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

3歳（2019年）

4月13日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の雪うさぎ賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて14着に終わった。

5月12日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた10戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

8月11日、約3か月の休み明けで迎えた11戦目は、大塚海渡騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジマサアクトレスからハナ差の2着となった。

9月1日、中2週で迎えた12戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの雷光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。17頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。最後は、勝ったピカピカからハナ差の2着に惜敗した。

10月19日、中6週で迎えた13戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの稲光特別（新潟芝1000m 雨/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月26日、連闘で迎えた14戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 曇/重）に出走。17頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に入った。

4歳（2020年）

5月17日、約7か月の休み明けで迎えた15戦目は、4歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は菅原明良騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月1日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。15着に敗れた。

10月10日、中9週で迎えた17戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月18日、連闘で迎えた18戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの稲光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月27日、中9週で迎えた19戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手が足りず16着に終わった。

2021年1月5日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。