グラス（1999年生、母コクサイアスティー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、宮崎敏から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

2歳（2001年）

11月28日、デビュー戦は坂口重政騎手を鞍上に据えて、2歳戦のチャレンジ（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は484kg。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3歳（2002年）

1月2日、中4週で迎えた2戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

2月14日、中5週で迎えた3戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のステラグローリーをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

4月4日、中6週で迎えた4戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

4月26日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るハッピーグリーンを驚異的な末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手に入れた。

7月7日、中9週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

7月24日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で尾島徹騎手（4戦2勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で尾島徹騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で尾島徹騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で尾島徹騎手（7戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、メイシャンに3/4馬身交わされて2着となった。

12月30日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた11戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

4歳（2003年）

1月13日、中1週で迎えた12戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

1月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で榎伸彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るヒワノサンサンを上がり1位の末脚でアタマ差だけ差し切って3勝目を掴み取った。

2月16日、中2週で迎えた14戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

4月3日、中6週で迎えた15戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（9戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた16戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（10戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したメイシャンを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

5月23日、中3週で迎えた17戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手（11戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るスーパータックマンを猛烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月23日、中3週で迎えた18戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾島徹騎手（12戦3勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

7月15日、中2週で迎えた19戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で尾島徹騎手（13戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた20戦目は、仙道光男騎手を鞍上に迎えて、一般C16（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のシャインメディーをクビ差振り切って制した。

9月1日、中4週で迎えた21戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で仙道光男騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた22戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（14戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、アリッサムに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

9月29日、中1週で迎えた23戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（15戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったエイシンフェンネルに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月12日、中1週で迎えた24戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（16戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

11月4日、中2週で迎えた25戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手（17戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一寸刻みに前との差を詰めて、最後は2着のホワイトオグリをクビ差振り切って勝利をモノにする

11月24日、中2週で迎えた26戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾島徹騎手（18戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

12月18日、中2週で迎えた27戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で尾島徹騎手（19戦4勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

5歳（2004年）

1月16日、中3週で迎えた28戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で尾島徹騎手（20戦4勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい7着に終わった。

6月23日、約5か月半の休養明けで迎えた29戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で尾島徹騎手（21戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

7月11日、中2週で迎えた30戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で尾島徹騎手（22戦4勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

8月30日、中6週で迎えた31戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は仙道光男騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シャインエンジェルに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

9月27日、中3週で迎えた32戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（23戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

11月2日、中4週で迎えた33戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（24戦4勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に敗れた。

11月22日、中2週で迎えた34戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、一般C15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた35戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6歳（2005年）

1月11日、中3週で迎えた36戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に敗れた。

2月9日、中3週で迎えた37戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は尾島徹騎手（25戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に敗れた。

3月7日、中3週で迎えた38戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（26戦4勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

4月5日、中3週で迎えた39戦目は、一般C17（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（27戦4勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

4月28日、中2週で迎えた40戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手（28戦4勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

5月17日、中2週で迎えた41戦目は、一般C17（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾島徹騎手（29戦4勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた42戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾島徹騎手（30戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

6月21日、中2週で迎えた43戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で尾島徹騎手（31戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に敗れた。