ロベルトアモン（1985年生、母オーミギンテン）

Roberto Amon

1985.04.01

ロベルトアモン（1985年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のトウシヨウボーイ（当時12歳）と交配したオーミギンテンが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）大西ステイブル。戦績は、中央平地9戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1988年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

松山康久厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1987年）

9月20日、デビュー戦は増沢末夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。馬体重は462kg。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

12月19日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、竹原啓二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

3歳（1988年）

1月10日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で竹原啓二騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた4戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

3月27日、中7週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 晴/不良）に出走。鞍上は竹原啓二騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

5月7日、中5週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 外回り 小雨/良）に出走。鞍上は増沢末夫騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったダウンタウンブギに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5月14日、連闘で迎えた7戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1200m 外回り 晴/重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のラッキーチャチャを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

6月26日、中5週で迎えた8戦目は、4歳400万下（福島芝1700m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦1勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に敗れた。

4歳（1989年）

1月28日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた9戦目は、細川英二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に敗れた。