エリモアクセス（1998年生、母エリモファンタジー）

エリモアクセス（1998年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時5歳）と交配したエリモファンタジーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）エクセルマネジメント。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、地方5戦1勝。主な勝ち鞍は2002年の一般C2 C3。

経歴

デビュー前

加藤敬二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

6月9日、デビュー戦はK.デザーモ騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は530kg。15頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き13着に敗れた。

6月30日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 曇/良）に出走。15頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた3戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したダンツプライズにクビ差届かず2着に惜敗した。

8月19日、中2週で迎えた5戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月15日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、5着に終わった。

4歳（2002年）

4月15日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた7戦目は、徳江涼騎手を鞍上に迎えて、一般C2 C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳江涼騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月25日、中3週で迎えた9戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2 C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月3日、中9週で迎えた10戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のスピードチルドレンをハナ差制して待望の初白星を挙げた。

8月25日、中2週で迎えた11戦目は、はまゆう特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。