レッドコート（2006年生、母ヒジリレッド）

レッドコート（2006年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「赤服の英国兵」。毛色は青鹿毛。種牡馬のマイネルラヴ（当時11歳）と交配したヒジリレッドが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は新井昭二。戦績は、中央平地5戦0勝、中央障害1戦0勝、地方6戦2勝。主な勝ち鞍は2009年の馬力屋特選(一般C17)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、新井昭二から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、新井昭二から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、宮坂五十四によって483万円で落札された。

二本柳俊一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

4月4日、デビュー戦は二本柳壮騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。15頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

5月10日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

8月13日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイトダリア特別（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

9月12日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は二本柳壮騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず14着に終わった。

10月27日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C23（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月12日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた6戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、一般C24（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のキララミライに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月26日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた7戦目は、一般C17（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤智久騎手（1戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた8戦目は、一般C17（荒尾ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤智久騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた9戦目は、馬力屋特選（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤智久騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のカツイチイチバンに半馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

5歳（2011年）

4月30日、約16か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた10戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

6月4日、中4週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は二本柳壮騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

6歳（2012年）

1月9日、約7か月半の休養明けで迎えた12戦目は、池崎祐介騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。13着に終わった。