ワイエムデマクール（2013年生、母バクシンスクリーン）

ワイエムデマクール（2013年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋人名より」。毛色は栗毛。種牡馬のヨハネスブルグ（当時14歳）と交配したバクシンスクリーンが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は日本中央競馬会日高育成牧場。戦績は、中央平地6戦1勝。主な勝ち鞍は2016年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、サンライズによって810万円で落札された。

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

8月16日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は462kg。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

8月22日、連闘で迎えた2戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

3歳（2016年）

4月10日、約7か月半の休み明けで迎えた3戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のランポルテをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

5月1日、中2週で迎えた4戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ伸び切れず15着に終わった。

6月19日、中6週で迎えた5戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた6戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/重）に出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず11着に終わった。