ミスダンジグ（1992年生、母Egyptian Rose）

Miss Danzig

1992.02.01

ミスダンジグ（1992年2月1日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のDanzig（当時15歳）と交配したEgyptian Roseが14歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地8戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1994年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

須貝彦三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1994年）

6月11日、デビュー戦は須貝尚介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は420kg。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり3着に敗れた。

6月18日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったキタサンサイレンスに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

7月2日、中1週で迎えた3戦目は、3歳新馬（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや速いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、ファッションショーに半馬身交わされて2着に敗北した。

8月6日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で須貝尚介騎手（3戦0勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったキイトゥサクセスに詰め切れず、3馬身差の2着に敗れた。

8月20日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（札幌芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で須貝尚介騎手（4戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のエスケイスルーに1馬身3/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3歳（1995年）

1月14日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、4歳500万下の若菜賞（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で須貝尚介騎手（5戦1勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

2月12日、中3週で迎えた7戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の梅花賞（京都ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

2月26日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、4歳500万下（京都ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（6戦1勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。