スナークジュピター（1984年生、母アスレチツクコーワ）

スナークジュピター（1984年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヴアイスリーガル（当時18歳）と交配したアスレチツクコーワが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は中島俊明。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、中央障害12戦1勝。主な勝ち鞍は1989年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

中村覚之助厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1986年）

12月7日、デビュー戦は岡冨俊一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は508kg。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡冨俊一騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

3歳（1987年）

1月5日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で岡冨俊一騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

7月26日、約6か月半の休み明けで迎えた4戦目は、細川英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で細川英二騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で細川英二騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって9着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で細川英二騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったレッドレンジャーにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

10月3日、中3週で迎えた8戦目は、上籠勝仁騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で上籠勝仁騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

4歳（1988年）

6月11日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は岡冨俊一騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月2日、中2週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡冨俊一騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。3着を確保した。

5歳（1989年）

5月14日、約10か月半の休み明けで迎えた12戦目は、押田年郎騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

5月28日、中1週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で押田年郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。3着に入った。

6月10日、中1週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で押田年郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のオンワードダラスに約10馬身の大差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月8日、中3週で迎えた15戦目は、障害4歳以上400万下（中京障害芝2800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で押田年郎騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

6歳（1990年）

4月21日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。鞍上は岡冨俊一騎手（5戦0勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月12日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた17戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で岡冨俊一騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月17日、中4週で迎えた18戦目は、障害4歳以上400万下（中京障害芝2800m 晴/重）に出走。鞍上は押田年郎騎手（4戦1勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた19戦目は、障害4歳以上オープン（中京障害芝2800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で押田年郎騎手（5戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月21日、中2週で迎えた20戦目は、小倉障害ステークス（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で押田年郎騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた21戦目は、障害4歳以上400万下（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は岡冨俊一騎手（7戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。