ダノンダンサー（2020年生、母ウエスタンダンサー）

Danon Dancer

2020.04.24

ダノンダンサー（2020年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時13歳）と交配したウエスタンダンサーが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はウエスタンファーム。主な勝ち鞍は2023年の愛媛道後特別。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ウエスタンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、ダノックスによって2,640万円で落札された。

大竹正博厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

5月20日、デビュー戦は菱田裕二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝2400m 曇/稍重）に出走。馬体重は530kg。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい10着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた2戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい13着に敗れた。

8月2日、中8週で迎えた3戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイトひまわり特別（大井ダート1200m 晴/重）に出走。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

9月17日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の愛媛道後特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のユージェニーに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月7日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた5戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のメイショウケンセイに2馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

10月21日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3 12（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた7戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、みっちゃんガンバ特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のコスモシーウルフに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月18日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は畑中信司騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジーガーロンシャンに5馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

12月10日、中2週で迎えた9戦目は、キバナアマ特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

デビュー前

当歳のとき、ウエスタンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、ダノックスによって2,640万円で落札された。

宮川真衣厩舎（高知）へ入厩。

12月29日、デビュー戦は畑中信司騎手を鞍上に据えて、エル早寿記念特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番ゲートからスタート。出走取消となった。