フジヤマワンダー（2005年生、母リュドゥパーム）

フジヤマワンダー（2005年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のグラスワンダー（当時10歳）と交配したリュドゥパームが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、中央障害1戦0勝、地方7戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、藤本龍也によって945万円で落札された。

小崎憲厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2008年）

5月24日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は500kg。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて13着に敗れた。

6月21日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって12着に終わった。

7月5日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に敗れた。

4歳（2009年）

4月11日、約9か月半の休養明けで迎えた4戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。14着に終わった。

5月10日、中3週で迎えた5戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般E5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた6戦目は、一般E9（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

5月30日、連闘で迎えた7戦目は、一般Eホ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したセイウンタイヨウを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月7日、連闘で迎えた8戦目は、西森将司騎手を鞍上に迎えて、一般E4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず3着に敗れた。

6月13日、連闘で迎えた9戦目は、一般Eホ（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた10戦目は、一般E9（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（4戦0勝）。5頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず3着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた11戦目は、一般E6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。