ナムラモーリス（2004年生、母マキシムメルシー）

ナムラモーリス（2004年5月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋フランスの探偵小説家名（モーリス・ルブラン）より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時11歳）と交配したマキシムメルシーが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）いとう牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、中央障害1戦0勝、地方2戦0勝。

経歴

デビュー前

五十嵐忠男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

10月15日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた2戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

3歳（2007年）

2月10日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、田中克典騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

7月9日、約5か月の休養明けで迎えた4戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のケヤキ賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月6日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦のカンナ賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

9月2日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。18頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた7戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず11着に終わった。

12月22日、約3か月の休養明けで迎えた8戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 雨）に出走。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。