メイショウデージー（2018年生、母ラブミーダン）

Meisho Daisy

2018.04.10

メイショウデージー（2018年4月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+ヒナギク(キク科)」。毛色は鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時15歳）と交配したラブミーダンが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は林 孝輝。主な勝ち鞍は2020年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、林孝輝から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、松本好雄によって518.4万円で落札された。

浅見秀一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

8月22日、デビュー戦は松若風馬騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

9月26日、中4週で迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1200m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい8着に敗れた。

11月8日、中5週で迎えた3戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

12月12日、中4週で迎えた4戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のヤマニンビオローネをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

3歳（2021年）

1月23日、中5週で迎えた5戦目は、3歳1勝クラス（中京ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中健騎手（1戦1勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、4着を確保した。

1月30日、連闘で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳1勝クラス（中京ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

2月28日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中健騎手（2戦1勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではいいところがなく15着に敗れた。

4月17日、中6週で迎えた8戦目は、3歳1勝クラス（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

10月17日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた9戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 曇/不良）に出走。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。最後は一杯になって13着に終わった。

4歳（2022年）

1月30日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、4歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は田中健騎手（3戦1勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

2月26日、中3週で迎えた11戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた12戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

7月17日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から26kg減らして迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小沢大仁騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

8月14日、中3週で迎えた14戦目は、川端海翼騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

2022年9月28日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月21日、中4週で迎えた15戦目は、芦屋川特別（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は小沢大仁騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

12月11日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、司優子入籍祝い特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のガラデレオンに7馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

5歳（2023年）

1月17日、中4週で迎えた17戦目は、フクジュソウ特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

デビュー前

1歳のとき、林孝輝から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、松本好雄によって518.4万円で落札された。

田中守厩舎（高知）へ入厩。

1月31日、中1週で迎えた18戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、ユキワリイチゲ特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

2月5日、連闘で迎えた19戦目は、高知市こども劇場特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のメイショウカリスマをクビ差振り切って断トツの支持に応えた。

2月19日、中1週で迎えた20戦目は、渡辺彩夢特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るグランドボヌールを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて勝利をモノにする

3月1日、中0週で迎えた21戦目は、ミサイルマン岩部特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（4戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったサイレントブラックに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

3月15日、中1週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた22戦目は、牧野公園特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヘキクウを自慢の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

4月8日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で赤岡修次騎手（6戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2-2（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で赤岡修次騎手（7戦4勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のバンディエラに2馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

5月7日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1-5（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で赤岡修次騎手（8戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、キョシンタンカイに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

6月11日、中4週で迎えた26戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、帰全山公園特別（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（9戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

7月9日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた28戦目は、安和海岸特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（10戦5勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。