センドマイラヴ（2000年生、母オトメノイノリ）

センドマイラヴ（2000年5月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「愛を届けよう」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエリシオ（当時7歳）と交配したオトメノイノリが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地12戦0勝、地方17戦1勝。主な勝ち鞍は2003年の3歳以上C2。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額2,000万円（50万×40口）で一口馬主が募集された。

尾形充弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

12月7日、デビュー戦は梶晃啓騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天授の闘争本能でゴールまで頑張り、5着を確保した。

12月21日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（中山芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で梶晃啓騎手（1戦0勝）。17頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は失速してしまい11着に終わった。

3歳（2003年）

1月25日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

2月15日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

5月31日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2300m 雨/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって11着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた6戦目は、柄崎将寿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2000m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 小雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柄崎将寿騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、5着を確保した。

7月12日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で柄崎将寿騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

8月3日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で柄崎将寿騎手（3戦0勝）。18頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、4着に入った。

8月30日、中3週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で柄崎将寿騎手（4戦0勝）。18頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、4着に入った。

9月21日、中2週で迎えた11戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 雨/不良）に出走。18頭立ての5番人気で大外18番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい14着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた12戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

12月28日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るコスモハープシールを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

4歳（2004年）

1月10日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

2月23日、中5週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた15戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で川野幸治騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい9着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川野幸治騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で川野幸治騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

4月25日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川野幸治騎手（5戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が悪くなり5着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で川野幸治騎手（6戦1勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月23日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で川野幸治騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

6月19日、中3週で迎えた21戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で川野幸治騎手（8戦1勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で川野幸治騎手（9戦1勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で川野幸治騎手（10戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で川野幸治騎手（11戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

8月29日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で川野幸治騎手（12戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

9月25日、中3週で迎えた26戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。

10月23日、中3週で迎えた27戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川野幸治騎手（13戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（14戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

11月27日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた29戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川野幸治騎手（15戦1勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。