プリンシアティアモ（2020年生、母ツヨイキモチ）

プリンシアティアモ（2020年5月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+愛してる(伊)」。毛色は青鹿毛。種牡馬のダノンレジェンド（当時10歳）と交配したツヨイキモチが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はアイズスタッド株式会社。主な勝ち鞍は2023年の3歳。

経歴

デビュー前

高橋文雅厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

12月11日、デビュー戦は藤田菜七子騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は392kg。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず15着に終わった。

3歳（2023年）

2月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。

2023年3月1日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

4月13日、中6週で迎えた3戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の新田宗和お誕生日おめでとう記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で細川智史騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

5月5日、中1週で迎えた5戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のHAPPY 60 俊仁記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のマルゼンスキー生誕記念レース（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

6月1日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山真一騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

6月29日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で丸山真一騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた9戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の祝!!成澤彩夏23歳記念（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた10戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の中根紀夫記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入った。

8月22日、中3週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は丸山真一騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のヘアピンシュプールに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月6日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の智之&菜那結婚記念（名古屋ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

10月5日、中3週で迎えた13戦目は、一般C14（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山真一騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた14戦目は、一般C13（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山真一騎手（7戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月2日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた15戦目は、羽雫!誕生日おめでとう（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸山真一騎手（8戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入った。

11月16日、中1週で迎えた16戦目は、一般C12（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で丸山真一騎手（9戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

12月14日、中3週で迎えた17戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、一般C11（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

12月22日、連闘で迎えた18戦目は、箱乃なかみデビュー1周年記念（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

4歳（2024年）

1月5日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、42回熊野圭一誕生日前日記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた20戦目は、一般C15（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は加藤誓二騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

4月10日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた21戦目は、一般C17（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は丸山真一騎手（10戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったアルブレーヴに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

5月2日、中2週で迎えた22戦目は、一般C15（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（11戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。10着に敗れた。