ティアップメキラ（2006年生、母ダイワジュリエット）

ティアップメキラ（2006年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋迷企羅。十二神将の一神（寅神）」。毛色は鹿毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時13歳）と交配したダイワジュリエットが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）山際牧場。戦績は、中央平地10戦1勝、地方2戦0勝。主な勝ち鞍は2009年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、山際牧場から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場され、田中昇によって840万円で落札された。

奥平雅士厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

12月13日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は478kg。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

3歳（2009年）

3月14日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 小雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入り込んだ。

5月23日、中7週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で黛弘人騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

6月6日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で黛弘人騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

8月8日、中8週で迎えた6戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/不良）に出走。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた7戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

9月12日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のクレバーネオをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

4歳（2010年）

2月20日、約5か月半の休養明けで迎えた9戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦1勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場なく15着に終わった。

6月30日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、ケンタウルス特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

9月26日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg絞って迎えた11戦目は、3歳以上500万下（中山ダート2400m 晴/稍重）に出走。鞍上は江田照男騎手（3戦1勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

12月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、ディセンバースター賞（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に敗れた。