マーチャンアップ（1994年生、母サンキストイエロー）

Ma-chan Up

1994.05.01

マーチャンアップ（1994年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のメジロイーグル（当時19歳）と交配したサンキストイエローが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は池本 久志。戦績は、中央平地14戦0勝。

経歴

デビュー前

高松邦男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1996年）

11月9日、デビュー戦は小野次郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 曇/重）に出走。馬体重は420kg。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた2戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

3歳（1997年）

1月11日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田面木博公騎手（3戦0勝）。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

5月17日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で田面木博公騎手（4戦0勝）。18頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

6月15日、中3週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝1700m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

7月27日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手（5戦0勝）。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

9月20日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、4歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（6戦0勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に敗れた。

9月27日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた11戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に敗れた。

10月19日、中2週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着を確保した。

11月2日、中1週で迎えた13戦目は、蓑田早人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1700m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

11月22日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の犬山特別（中京芝2000m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は山本康志騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で大外15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。