フェスタリア（2022年生、母マダムチェロキー）

フェスタリア（2022年6月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「祭(伊)+入江(伊)。特別な場所へ連れて行って欲しい願いから」。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドドリーム（当時9歳）と交配したマダムチェロキーが22歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は市川フアーム。主な勝ち鞍は2024年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

矢野英一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

12月1日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。15頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では強靭な末脚を披露したが、4着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた2戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のショウナンカチドキに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3歳（2025年）

1月12日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、3歳1勝クラス（中京ダート1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で荻野極騎手（1戦1勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

4月13日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から6kg戻して迎えた4戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山ダート1200m 雨/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた5戦目は、3歳1勝クラス（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は荻野極騎手（2戦1勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず15着に敗れた。

7月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では卓出した伸び脚で急追したが、抜け出したドナレアを差し切れず、1馬身3/4差の2着となった。

8月17日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で原優介騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は荻野極騎手（3戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。