ニルアドミラリイ（2002年生、母ウィングガール）

ニルアドミラリイ（2002年3月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「何事にも驚かない（ラテン語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のサマーサスピション（当時10歳）と交配したウィングガールが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は栗山道郎。戦績は、中央平地12戦0勝、地方15戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、栗山道郎から「千葉サラブレッド・セールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

沢峰次厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

1月29日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1300m 曇/良）に出走。馬体重は530kg。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に敗れた。

2月19日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

3月13日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

4月2日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で勝浦正樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で勝浦正樹騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

5月14日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で勝浦正樹騎手（5戦0勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は7戦連続で勝浦正樹騎手（6戦0勝）。18頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

6月25日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で勝浦正樹騎手（7戦0勝）。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

7月16日、中2週で迎えた9戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入り込んだ。

7月30日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴来直人騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見所を作れず13着に敗れた。

8月20日、中2週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴来直人騎手（2戦0勝）。15頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

9月18日、中3週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴来直人騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

12月6日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から22kg増やして迎えた13戦目は、脇本一幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

12月27日、中2週で迎えた14戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入り込んだ。

4歳（2006年）

1月19日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2九（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた16戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。

3月3日、中3週で迎えた17戦目は、一般C2八九十（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2九十（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

5月11日、中3週で迎えた20戦目は、一般C2九十（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（5戦0勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

6月7日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた22戦目は、一般C2九十（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（6戦0勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

6月28日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた23戦目は、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

8月5日、中4週で迎えた24戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた25戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた26戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は安東章騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

9月23日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は竹吉徹騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。