クレマチスクィーン（2010年生、母レインボークイーン）

クレマチスクィーン（2010年5月4日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「花名＋母名より」。毛色は栗毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時17歳）と交配したレインボークイーンが18歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）千葉飯田牧場。戦績は、地方9戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2013年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、千葉飯田牧場から「セレクトセールサラブレッド1歳」と「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

石井勝男厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2013年）

11月1日、デビュー戦は張田京騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、伸びてきたパラボリカ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

12月6日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、不撓の気力でひたむきに粘り続けて、最後は2着のフォンテンガールに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2014年）

1月7日、中4週で迎えた3戦目は、4歳C3三（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったジョウショークロスに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

2月11日、中4週で迎えた4戦目は、一般C3（船橋ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

3月19日、中4週で迎えた5戦目は、4歳C3一（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

4月11日、中2週で迎えた6戦目は、一般C3一（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、ミスターナインワンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

5月23日、中5週で迎えた7戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で張田京騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

6月18日、中3週で迎えた8戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、一般C3（船橋ダート1200m 小雨/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた9戦目は、星野省三先生3度目の成人式記念（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ウインガイアに交わされて1馬身差の2着となった。