アスクスタイルマン（2018年生、母キングスミール）

アスクスタイルマン（2018年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+品格のあるもの」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のハーツクライ（当時17歳）と交配したキングスミールが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道日高郡新ひだか町、生産者はチャンピオンズファーム。主な勝ち鞍は2020年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

矢作芳人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

11月15日、デビュー戦は坂井瑠星騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は462kg。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井瑠星騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入った。

12月27日、中3週で迎えた3戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のシゲルダイナミックに1馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

3歳（2021年）

1月9日、中1週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は坂井瑠星騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では稲妻のようなを繰り出し、3着に入り込んだ。

3月7日、中7週で迎えた5戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

7月18日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は岩田望来騎手（1戦1勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。最後は脚を失くしてしまい15着に敗れた。

8月8日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた7戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（函館芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた8戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。