ニアスール（1987年生、母サーペンスール）

Near Seur

1987.04.12

ニアスール（1987年4月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノノアルコ（当時16歳）と交配したサーペンスールが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は日勝牧場。戦績は、中央平地7戦1勝。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

鈴木清厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1989年）

12月10日、デビュー戦は柴田政人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は480kg。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

3歳（1990年）

1月13日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で柴田政人騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、極端なハイペースでレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のマツラッキーを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

2月3日、中2週で迎えた4戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（東京ダート1200m 晴/不良）に出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

9月9日、約7か月半の休み明けで迎えた5戦目は、4歳以上500万下の葛飾特別（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は柴田政人騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて11着に敗れた。

10月14日、中4週で迎えた6戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた7戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の久慈川特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。