クレスコタイシ（2022年生、母カナスヌーマ）

Cresco Taishi

2022.04.05

クレスコタイシ（2022年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時19歳）と交配したカナスヌーマが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は杵臼牧場。主な勝ち鞍は2024年のNewBeginning。

経歴

デビュー前

1歳のとき、杵臼牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

玉垣光章厩舎（兵庫）へ入厩。

2歳（2024年）

10月9日、デビュー戦は廣瀬航騎手を鞍上に据えて、2歳戦のNewBeginning（園田ダート1400m 曇/重）に出走。馬体重は479kg。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のボンヌーヴェルに約10馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

11月13日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて5着に敗れた。

3歳（2025年）

4月3日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳A B（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で廣瀬航騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、ツキムスビにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月29日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた4戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の食べようひょうごの畜産物賞（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のジューンコメットに1馬身1/4の差をつけて2勝目を獲得した。

6月11日、中5週で迎えた5戦目は、3歳戦の氷ノ山特別（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

7月11日、中3週で迎えた6戦目は、熊沢重文☆来場記念（園田ダート1230m 雨/不良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で杉浦健太騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

7月30日、中2週で迎えた7戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（園田ダート1230m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

11月25日、約4か月の休養明けで迎えた8戦目は、3歳以上C1一（園田ダート820m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。