アレトゥーザ（2018年生、母シシリアンブリーズ）

アレトゥーザ（2018年3月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「シチリア島にある、妖精が姿を変えたとされる泉。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時17歳）と交配したシシリアンブリーズが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。

経歴

デビュー前

3歳のとき、ノーザンファームから「ノーザンファーム繁殖牝馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、佐竹学によって495万円で落札された。

キャロットクラブにて総額3,600万円（9万×400口）で一口馬主が募集された。

松永幹夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2021年）

1月31日、デビュー戦は富田暁騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。馬体重は412kg。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく8着に敗れた。

5月15日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に敗れた。

6月6日、中2週で迎えた3戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 小雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

8月7日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は斎藤新騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はタレてしまい17着に終わった。