ファルブラヴ（1998年生、母Gift of the Night）
Falbrav
1998.02.28
ファルブラヴ（1998年2月28日）は、アイルランドで生まれた競走馬、種牡馬。2003年にBHB賞年度代表馬、カルティエ賞最優秀古馬を受賞した。毛色は鹿毛。種牡馬のFairy King（当時16歳）と交配したGift of the Nightが9歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦1勝、海外25戦12勝。2003年の香港カップ(香・G1)に勝利した他、2003年のクイーンエリザベス2世ステークス(英・G1)を制するなど、G1級競走8勝を挙げた。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 26戦13勝 [13-5-5-3/26]
- 総賞金国内
- 2億5,344万円
- 生年月日
- 1998年2月28日
- 出生国
- アイルランド
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 鹿毛
- 厩舎
- L.ダウリア海外
- 馬主
- スキュデリアランカティ社
- 生産者
- Azienda Agricola Francesca
- 抹消情報
- 中央：2002年11月26日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
母のGift of the Nightは海外6戦1勝。祖母のLittle Nanaは海外51戦10勝。曾祖母のNenana Roadは海外1戦1勝。父のFairy Kingは海外1戦0勝。
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Pharamond＝Sickle | 7×6 | 2.34% |
| き | Heldifann＝Durban | 7×7 | 1.56% |
| きM | Striking＝Busher | 7*7 | 1.56% |
| 牡 | Nearco | 4*7*7×7 | 8.59% |
| 牡 | Hail to Reason | 4×6 | 7.81% |
| 牡 | Pharos | 5×7*7 | 4.68% |
| 牡 | Hyperion | 5*6×7 | 5.46% |
| 牡 | Polynesian | 5×7 | 3.9% |
| 牡 | Phalaris | 6×7 | 2.34% |
| 牡 | Gainsborough | 6*7*7×7 | 3.9% |
| 牡 | Djebel | 6×6 | 3.12% |
| 牡 | Nasrullah | 6×7*7 | 3.12% |
| 牡 | Tourbillon | 7×6*7*7 | 3.9% |
| 牡 | Blue Larkspur | 7*7×7 | 2.34% |
| 牡 | Black Toney | 7×7 | 1.56% |
| 牡S | Chaucer | 7*7 | 1.56% |
| 牡S | Blandford | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | Princequillo | 5*7 | 3.9% |
| 牡M | Papyrus | 7*7 | 1.56% |
| 牝 | Selene | 6*7×7 | 3.12% |
| 牝 | Lavendula | 7×6 | 2.34% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- ノーザンダンサー系
- ファミリーナンバー
- 4-i
レース成績
経歴
2歳（2000年）
1着となった。
9月27日、鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（1戦1勝）。3頭立てのレースに臨んだ。最後は、勝ったRosa di Bremaから半馬身差の2着に敗れた。
10月15日、鞍上は3戦連続でM.デムーロ騎手（2戦1勝）。3頭立てのレースに臨んだ。最後はGianfrissimoと並んで3着同着となった。
11月5日、重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続でM.デムーロ騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番ゲートからスタート。最後は、勝ったMisteroからクビ差の2着に惜敗した。
3歳（2001年）
1着となった。
5月6日、鞍上は2戦連続でD.バルジュー騎手（1戦1勝）。2頭立てのレースに臨んだ。2着となった。
5月27日、3歳G1のデルビーイタリアーノ（イタリア・カパンネッレ芝2400m）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続でD.バルジュー騎手（2戦1勝）。19頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったMorshdiから2馬身3/4差の2着となった。
1着となった。
9月23日、鞍上は5戦連続でD.バルジュー騎手（4戦2勝）。3頭立ての1番人気に推されてレースに臨んだ。3着に敗れた。
11月4日、鞍上は6戦連続でD.バルジュー騎手（5戦2勝）。3頭立ての1番人気に推されてレースに臨んだ。最後は、2着のMontesinoに3馬身半の差をつけて4勝目を獲得した。
4歳（2002年）
4月21日、鞍上は7戦連続でD.バルジュー騎手（6戦3勝）。3頭立ての1番人気に推されてレースに臨んだ。最後は、2着のAlburnoに6馬身の差をつけて断然の支持に応えた。
5月12日、G1のイタリア共和国大統領賞（イタリア・カパンネッレ芝2000m）に出走。鞍上は8戦連続でD.バルジュー騎手（7戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のEkraarに1馬身1/4の差をつけて3連勝でG1ホースの称号を掴み取った。
6月16日、G1のミラノ大賞（イタリア・サンシーロ芝2400m）に出走。鞍上は9戦連続でD.バルジュー騎手（8戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のNarrativeIに3馬身の差をつけてG1・2勝目をマークした。
9月15日、G2のフォワ賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。鞍上は10戦連続でD.バルジュー騎手（9戦6勝）。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。
10月6日、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、G1の凱旋門賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。
11月24日、L.デットーリ騎手を鞍上に迎えて、G1のジャパンカップ（中山芝2200m 外回り 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のサラファンをハナ差振り切って最強馬の称号を勝ち取った。
5歳（2003年）
4月27日、K.ファロン騎手を鞍上に迎えて、G1のガネー賞（フランス・ロンシャン芝2100m）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月18日、G1のイスパーン賞（フランス・ロンシャン芝1850m）に出走。鞍上は2戦連続でK.ファロン騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のブライトスカイに1馬身半の差をつけて4つ目のG1タイトルをゲットした。
6月18日、G1のプリンスオブウェールズステークス（イギリス・アスコット芝2004m）に出走。鞍上はM.デムーロ騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7月5日、D.ホランド騎手を鞍上に迎えて、G1のコーラルエクリプスステークス（イギリス・サンダウン芝2002m）に出走。15頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のNayefに3/4馬身の差をつけて5つ目のG1タイトルを手に入れた。
7月26日、G1のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス（イギリス・アスコット芝2406m）に出走。鞍上は2戦連続でD.ホランド騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8月19日、G1のインターナショナルステークス（イギリス・ヨーク芝2063m）に出走。鞍上は3戦連続でD.ホランド騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のMagistrettiに2馬身の差をつけて6つ目のG1タイトルを手中に収めた。
9月6日、G1のチャンピオンステークス（アイルランド・レパーズタウン芝2012m）に出走。鞍上は4戦連続でD.ホランド騎手（3戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったHigh Chaparralからクビ差の2着に甘んじた。
9月27日、G1のクイーンエリザベス2世ステークス（イギリス・アスコット芝1603m）に出走。鞍上は5戦連続でD.ホランド騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のRussian Rhythmに2馬身の差をつけて7つ目のG1タイトルを獲得した。
10月25日、G1のブリーダーズカップ・ターフ（アメリカ合衆国・サンタアニタ芝2414m）に出走。鞍上は6戦連続でD.ホランド騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月14日、G1の香港カップ（香港・シャティン芝2000m）に出走。鞍上はL.デットーリ騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のラクティに2馬身の差をつけて8つ目のG1タイトルを獲得した。