エリモパンサー（2007年生、母Cozzy Flyer）

Erimo Panther

2007.02.07

エリモパンサー（2007年2月7日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋豹」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のForest Wildcat（当時16歳）と交配したCozzy Flyerが14歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地2戦0勝、地方5戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2011年の一般C20。

経歴

デビュー前

5歳のとき、エクセルマネジメントから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、まるとみ冨岡牧場によって94.5万円で落札された。

鮫島一歩厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

4月18日、デビュー戦は上村洋行騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

11月15日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C26（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、抜け出したヒシクリスエスを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

11月30日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた3戦目は、一般C22（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のロンシャンホープに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月7日、連闘で迎えた4戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた5戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

4歳（2011年）

1月12日、中2週で迎えた6戦目は、一般C20（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（4戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のインテレスに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

3月26日、中9週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた7戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。