ベンテンクロノス（2000年生、母エンペリーローレス）

ベンテンクロノス（2000年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名（大阪の地名）＋ギリシャ神話の神の名」。毛色は鹿毛。種牡馬のフオテイテン（当時16歳）と交配したエンペリーローレスが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は庫富上山牧場。戦績は、中央平地5戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、庫富上山牧場から「2001年度北海道8月市場サラブレッド1歳、2001年度北海道10月市場サラブレッド1歳」及び「北海道11月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。2歳のとき、庫富上山牧場から「プレミア2歳トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、地田勝三によって441万円で落札された。

橋本寿正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

9月7日、デビュー戦は柴原央明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は470kg。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

9月29日、中2週で迎えた2戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた3戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

11月3日、中2週で迎えた4戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。