シャムラマート（2016年生、母セイングレンド）

シャムラマート（2016年4月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「ヘロドトスの著書『歴史』に登場するバビロンの伝説上の女王」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のベルシャザール（当時8歳）と交配したセイングレンドが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地3戦0勝。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額1,200万円（30万×40口）で一口馬主が募集された。

杉山晴紀厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

9月17日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

12月22日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤岡康太騎手（2戦0勝）。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

3歳（2019年）

2月16日、中7週で迎えた4戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、抜け出したナリスを差し切れず、2馬身差の2着となった。

4月13日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川又賢治騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったジャストマリッジにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。