イセノダイチ（1996年生、母ロマンアイリス）

イセノダイチ（1996年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーリユート（当時18歳）と交配したロマンアイリスが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は桜井則雄。戦績は、中央平地7戦0勝、中央障害6戦0勝、地方3戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年の名古屋チャレンジカップシナモン賞。

経歴

デビュー前

土門一美厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

1月10日、デビュー戦は日吉正和騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は528kg。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

1月23日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で日吉正和騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

2月17日、中3週で迎えた3戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップストロベリー賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で日吉正和騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月13日、中2週で迎えた4戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝2000m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず16着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高田潤騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

4月4日、連闘で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は日吉正和騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップチェリー賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で日吉正和騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったショウフウホマレからアタマ差の2着となった。

5月12日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップシナモン賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で日吉正和騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のスプリングカンナに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月12日、中3週で迎えた9戦目は、4歳500万下（中京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で日吉正和騎手（6戦1勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

7月3日、中2週で迎えた10戦目は、4歳500万下（阪神ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で日吉正和騎手（7戦1勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

8月7日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（2000年）

1月9日、約4か月半の休み明けで迎えた13戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は高田潤騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた14戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 雨）に出走。鞍上は2戦連続で高田潤騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた15戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で高田潤騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

2月20日、中1週で迎えた16戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で高田潤騎手（5戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。12着に終わった。